Claris Engage 2025 Day1 現地レポート

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2025 年 3 月 25 日から開催している Claris Engage 2025
現地参加者より初日レポートをお届けします!

後日、Claris さん公式の YouTube で動画も上がることと思いますので
本記事では詳しい内容について触れませんので悪しからず…!🙇‍♀️

目次

Creating cohesive solutions: Leveraging the Claris platform for seamless integrations

オープニングキーノートの後、昼食を挟み午後からのセッションが始まります。私はこちらのセッションに参加しました。

タイトルを翻訳すると、
『統合ソリューションの作成: Claris プラットフォームを活用してシームレスな統合を実現』

こちらのセッションでは、Claris Studio と FileMaker を Claris Connect で連携させるデモが紹介されていました。

2025 年 3 月 25 日現在、日本ではまだ Claris Studio は正式リリースされていませんが、「ああ、これがあれば確かに便利そうだな」と思う機能がいくつか紹介されていました。今後リリース予定のものや、開発中の新機能についても触れられており、さすが Engage だな!と感じました。

FileMaker だけでは実現が難しかったようなことも、Connect と Studio を組み合わせることで、非エンジニアでも簡単に構築できます。 しかも、Claris プラットフォーム同士の連携なので、セキュリティや管理の面でも安心して使い始められる点は非常に魅力的に思います。

ひとまずは、 Claris Studio の日本での展開を楽しみにしておきましょう!⭐️

Harnessing AI in Claris FileMaker to unlock data insights and capabilities

次は AI に関するセッション
『Claris FileMaker の AI を活用してデータの洞察と機能を解き放つ』
スピーカーのロニーさんは昨年 11 月に日本で行われた Claris カンファレンスに来日されていた方ですね。

Claris FileMaker における AI(特に大規模言語モデル:LLM)や検索拡張生成(RAG)を活用した開発の最前線と、今後の進化について、豊富なデモを交えて紹介されました。

オープニングキーノートでも少し触れられていたのですが、
正直、「えっ、これって本当に FileMaker なの?」と思ってしまうほど。

新バージョンの FileMaker では AI 活用がさらに強化され、
今後は「AI との共創」が FileMaker 開発における新しい常識になる──そんな未来がすぐそこまで来ていると感じました。

こちらのセッション、動画が公開されたらぜひもう一度見返したい内容です!

セッションの合間に…

博物館コーナーや協賛パートナーのブースなど、眺めるだけでも楽しいコーナーがありました。
ちなみにお茶やお菓子が至る所に用意されています。みなさん休憩スペースで語らいながら、お茶とお菓子を楽しんでおられました。

気になる博物館は、明日も引き続きセッションの合間に覗いてみようかと思います!

Under the hood: Claris FileMaker

1 日目、最後のセッションはこちらに参加しました。
Under the hood ということで、FileMaker の開発に長年関わっているエンジニアの方による、内部機能のディープな話が聞けるセッションです。
普段はなかなか表に出てこないような裏側の技術について、かなり詳しく語られていて、技術好きにはたまらない内容でしょう。個人的には、FileMaker の中で何がどう動いているのかを知る貴重な機会になりました。

ざっくりまとめると、こんなようなことを語っておられました。

  • Draco エンジンについて
  • JSON 処理の改善
  • FileMaker その他管理ツール
  • XML 形式の改善
  • オープンソースライブラリのアップデート
  • OData API の強化

FileMaker の進化は “目に見えるところ” だけじゃなくて、“見えないところ” でも着実に進んでいるんだな、と実感したセッションでした🔍

その他のセッションや配布資料

1 セッション 1 時間、そして同時間帯に 6 セッションが並行して行われるため、残念ながら参加できなかったものも多数…。ですが、後日録画が公開される予定とのことなので、それを楽しみに待ちましょう!

また、参加者向けには Engage2Go というファイルが配布されています。スケジュールや会場マップなどを確認できて、会場内での移動にもとても便利でした。

ちなみにここから、各セッションの配布資料もダウンロード可能。なんと、前日の 3 月 24 日(月)の夜には、すでに一部資料が事前ダウンロードできるようになっていました🤩

参加できなかったセッションも、配布資料はダウンロード可能なので、私は GPT-4o に PDF を読み込ませて、日本語に翻訳&要約してもらうことで内容をキャッチアップしています。
生成 AI のおかげで、限られた時間でも効率よく情報を補完できるのは本当に助かります!

2 日目へ続きます。

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