こんにちは、ジョージです。試しにやったらかっこよすぎました… FileMaker カスタム App と AI の連携には様々な形があると思いますが、本日は最高にかっこいい方法をご紹介します。
FileMaker と AI の連携 あれこれ
専用アプリケーションを用いた連携
AI プラットフォーム企業が提供している「会話方式のアプリケーション」を通じて FileMaker カスタム App と連携します。基本的には FileMaker カスタム App と AI との会話を人間が介して連携させます。手軽に利用できる反面、フォームに入力するテキストを AI に添削させたり、インポートするデータの生成など、実行できる連携は非常に限定的です。
API 実装を用いた連携
各ウェブサイトでよく実装を紹介している方法です。AI プラットフォーム企業が提供している API を通じて FileMaker カスタム App と AI を連携します。「URL から挿入」スクリプトステップの cURL オプションを使えば、指定した AI モデルにプロンプトを送り期待した結果を得る事ができます。
AI と連携するにはスクリプトを作成したり、AI モデルとの会話履歴を記録する機能を作成したりと、実用的に利用するには事前準備が重要です。
RAG を用いた連携
最新の FileMaker Server から実装されている「RAG(Retrieval-Augmented Generation) 検索拡張生成」を用いた連携です。カスタム App 内のテキスト情報を活用し、大規模言語モデル(LLM)が本来知らない企業固有の情報に基づいた、正確な回答を生成できるようになります。
基本的には事前の準備が必要となりデータが未整理のままでは検索精度が下がり、AI の回答品質にも影響がでる恐れがあります。
MCP(Model Context Protocol)を用いた連携
最近何かと話題の MCP を用いて FileMaker カスタム App と AI を連携させます。
MCP を用いることで標準化された形式で安全かつ柔軟に FileMaker カスタム App と統合できます。上記で紹介した API 実装に比べて、設計・拡張・保守の容易さが大きく向上し、さらに別サービスと連携して特定の処理を実行したりすることも可能となります。一方、MCP サーバの構築や維持にはそれなりのコストが必要です。
ChaGPT Atlas を用いた連携
そして本日は 5 つ目の方法として「ChaGPT Atlas」を用いた連携を紹介します。ChatGPT Atlas の概要は ChatGPT の引用を以下に紹介しておきます。* エージェント機能は現在、開発者向けにプレビュー機能として提供されているようです。
https://chatgpt.com/ja-JP/atlas
ChatGPT をブラウザに統合した新世代の Web ブラウザで、閲覧中の Web ページを離れることなく AI による要約・翻訳・比較・分析を実行できます。閲覧中のページの文脈を理解した上で、サイドバーから自然言語で指示を出せ、コピー&ペーストや別タブ移動なしで作業を完結できます 。
さらに「エージェントモード」を使えば、リンクのクリックやフォーム入力、複数タブをまたぐ操作など、ブラウザ操作自体を AI に任せることも可能です。現在は macOS 向けに提供されており、将来的に Windows やモバイル対応も予定されています。
チャット画面がサイドバーに付いただけやん!と思いますがいやいや全然別格です。AI エージェントモードを使うとなんとブラウザで画面の操作ができるのです。事前準備は ChatGPT Atlas のインストールだけ、FileMaker カスタム App との連携には「Web ダイレクト」を使います。「Web ダイレクトの準備は?」という声が聞こえてきますが、そこはそれ Web ダイレクトの利用前提でということで。。。
名刺データを登録してみた
百聞は一見にしかず。それでは早速、名刺データを「連絡先カスタム App」に登録をしてみましょう。
- Web ダイレクトで「連絡先カスタム App」を開く
- 名刺画像をチャット画面に登録
- 名刺データを登録してと ChatGPT Atlas に指示する
添付する名刺画像から情報を抽出して、連絡先レコードを作成してください。画面上部の「+」ボタンをクリックすると、新規レコードが作成されるので、適切なフィールドに情報を入力してください。
以上
若干登録もたつきますが、画面が✨キラキラ✨光ってめっちゃかっこよくないですか?画面から入力すべきデータを AI が判断して名刺画像データからレコードの登録ができました!ChaGPT Atlas は画面内(ソース)に記載されている内容は読み取れるようなので、レイアウト内でのオペレーションに関する注意事項なんかは、プロンプトで指示しなくてもテキストで配置しておけば読み込めそうですね。
まとめ
本日は FileMaker カスタム App と AI との連携という観点から ChaGPT Atlas と FileMaker Web ダイレクトを連携してみました。正直これは Web ダイレクトをメインにシステム組んだ方がいいかなぁ〜と思いました。興味がある方は試してみてください。

