こんにちは!新人の なっちゃん です。
前回は 「Claris FileMaker」(以下、「FileMaker」という) について、先輩のジョージさんにいろいろ教えてもらいました!
元々ある Excel のファイルを、カスタム App に変換して FileMaker でデータ管理ができるって聞いたけど、、
具体的に FileMaker と Excel でのデータ管理ってどんな違いがあるんでしょう?
ジョージさん〜・・・(あれ?きつね・・?)お疲れ様です!(笑)
なっちゃん
今日は FileMaker と Excel の違いについて知りたいです!
データ管理をする上でどんな違いがあるのか、あまりイメージが分からなくて。。
ジョージ
そうですね、FileMaker と Excel では基本的なアプリケーションの利用目的や、出発点が違うのではないでしょうか?
Excel はあくまで表計算ソフトとして、FileMaker はデータベースを使ったカスタム App 開発プラットフォームとして誕生しています。
クラウドでシートを共有すれば Excel でデータ管理もできなくはないでしょうが、表計算ソフトの枠をこえてデータ入力画面や機能を追加するにはそれなりに大変なのかと思います。
一方 FileMaker では、データ入力フォームや集計結果の表示に必要な 画面/プログラムによる制御を簡単に追加できます。
なっちゃん
なるほど、元になるアプリケーションの出発点が違うのですね。
確かに、データを入力するにしても必須フィールドの有無、上限値〜下限値の制限、リストやチェックボックスを使った候補値からの選択など、システムの利用者に優しい入力専用フォームが簡単に作れるのは魅力的ですね。
ジョージ
それでは、セキュリティはどうでしょう?
FileMaker ではユーザ毎のカスタム App 自体のアクセス制御の他に、画面やテーブル単位での制御、さらにアクセス権に基づいたスクリプトでの制御も可能です。
複数人でデータ管理を行う場合、システムやアプリケーションの「使いやすさ」も必要ですが「セキュリティ」も大事な要素のひとつになると思います。
なっちゃん
たしかに、管理するデータの種類によってはセキュリティレベルも重要な要素のひとつですね。誰かが一度に、大量のデータを消去できてしまうと一大事です。
シートやセル単位での保護(ロック)だけでは、FileMaker と同等のセキュリティ機能を実現するには大変そうですね。(いつものジョージさんだ)
ジョージ
データ管理と一言でいっても、それを実現する為に様々な要素があると思います。最終的にどんな機能が必要なのか、要件にあったアプリケーションやツールを選択する必要がでてきますね。
なっちゃん
そうですね、Excel とFileMaker との違いがなんとなくわかったような気がします。ありがとうございました。